海上自衛隊は21日、小笠原諸島・硫黄島(東京都)の周辺海域で実物の機雷を処分する訓練を公開した。日程は17~29日で、米海軍のダイバー「水中処分員」も参加。磁気や音に反応する機雷を避けるため、船体が木や繊維強化プラスチックでできた6隻を含め、海自の艦艇計9隻が展開している。  21日の訓練では、掃海艇で機雷の位置を特定。電線をえい航して磁場を発生させたり、護衛艦を模した音を発生する装置を水中に入れたりして機雷を爆発させると、海面に水しぶきが上がり、大きな音が響いた。


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