東京都知事選を巡る候補者の選挙運動用ポスターを破るなどしたとして、警視庁選挙違反取締本部は20日、住所、職業ともに不詳の古賀太郎容疑者(48)と埼玉県新座市の職業不詳の男(31)をそれぞれ公職選挙法違反(自由妨害)容疑で現行犯逮捕した。
取締本部によると、同法違反容疑での摘発は20日の都知事選告示後初めて。
古賀容疑者の逮捕容疑は20日午後、東京都豊島区内の掲示板に張られた候補者4人分のポスターを引きはがし破った疑い。男の逮捕容疑は同日午後、練馬区内の公園の掲示板に張られたポスター計2枚に黒色のペンで落書きした疑い。
取締本部によると、2人はいずれも「間違いありません」と容疑を認めているという。
公選法は選挙の演説を妨害したり選挙運動用ポスターを破ったりする行為などを「選挙の自由妨害罪」として禁じている。
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