開けるまで何が出るか分からないカプセルトイにたとえて、就職先での配属先の当たりはずれを「配属ガチャ」という。

日本財団が若者の考え方を把握するために継続的に実施している「18歳意識調査」で、「配属ガチャ」を心配している人は、もともと言葉を知っていた人39.8%、言葉は知らなかったけれど心配という人31.8%を合わせると7割を超えた。性別では、男性66.9に対して女性は76.3%と10ポイント近く上回った。

「心配の種」は、「雰囲気・人間関係」が68.7%でトップで、「労働時間」54.9%、「処遇・福利厚生」38.5%、「日々の業務内容」36.8%と続いた。「雰囲気・人間関係」「日々の業務内容」については、女性の方がより強く懸念していた。

では、「配属ガチャ」でハズレだった場合どうするのか?

「希望と違ってもなるべく頑張って働く」65.3%が最も多く、「最低限の努力で働く」は12.9%。頑張るかそれなりかは別として、せっかく就職したのだから辞めないつもりの人は8割近く。「転職する」は20.5%だった。

会社を中途退職する際、本人に代わって退職の意思を会社に伝え、必要な手続きを進める「退職代行サービス」に肯定的な人は8割を超えた。

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