女子高校生殺害 容疑者「橋から落ちたかは知らない」と否認

いずれも旭川市に住む内田梨瑚容疑者（21）と19歳の女の容疑者の2人は、ことし4月19日未明、旭川市の渓谷、神居古潭（かむいこたん）にある橋から留萌市の女子高校生を川に落として殺害したとして殺人の疑いで逮捕されました。

警察によりますと内田容疑者が自分の画像を高校生にSNSで無断で使われたことからトラブルになり、殺害の前日、留萌市内の道の駅に呼び出したということです。

その後、高校生を車に監禁したうえ、およそ50キロ離れた神居古潭まで連れて行き、橋から落とした疑いがあるということですが、内田容疑者が警察の調べに対し「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」という趣旨の供述をし、容疑を否認していることが捜査関係者への取材でわかりました。

捜査関係者によりますと、内田容疑者はこれまでの警察の調べに対し「橋の周辺に防犯カメラがなく人目につかない場所だと知っていた」などとも供述していて、警察はさらに詳しいいきさつを調べています。