二階派「志帥会」の元会計責任者、永井等被告(70)は、おととしまでの5年間で合わせて2億6460万円のパーティー収入を派閥の政治資金収支報告書に記載しなかったなどとして、政治資金規正法違反の虚偽記載の罪に問われていて、19日午前10時から東京地方裁判所で初公判が開かれます。

関係者によりますと、起訴された内容を認める方針だということです。

19日は、被告人質問も行われる見通しです。

所属議員側がノルマを超えて集めたパーティー収入が派閥の収支報告書に記載されなかった経緯などが明らかになるか、注目されます。

国会議員や会計責任者など、合わせて10人が立件された一連の事件で、公開の法廷で裁判が行われるのは、18日に被告人質問があった安倍派の会計責任者に続いて2人目です。

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