栃木県那須町の河川敷で2人の焼損遺体が見つかった事件で、身元不明となっている1人が女性用のブーツを履いていたとみられることが17日、通報した男性への取材で分かった。赤いガソリン携行缶が遺体の近くにあったことも判明。県警は、遺棄後に火を付けられたとみて調べている。  県警によると、1人は住所、職業不詳の宝島龍太郎さん(55)で、もう1人の性別は不明。  男性によると、2人の遺体は十字に重なり、宝島さんとみられる遺体はあおむけで、右手甲から血がにじみ出て、腹部付近から高さ約30センチの炎が上がっていたという。  捜査関係者らによると、遺体は手足を結束バンドで縛られていた。


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