6日午前6時55分ごろ、長野県佐久市大沢の路上で、「スナック菓子のような袋に爆発物と記載されたものがある」と110番通報があった。県警は周辺約100メートルの立ち入りを規制。機動隊の爆発物処理班が出動し、約4時間後に爆発物ではないことが確認された。県警は軽犯罪法違反などの疑いも視野に調べている。

 現場は中心市街地にある住宅街で、県警によると、道路の端に置かれていた市販の菓子袋に黒色で「爆発物」と書かれていたという。中には石のようなものが入っていたといい、県警が詳しく調べている。

 近所の女性によると、自宅前でゴミのようなものを見つけたため「こんな所に落ちていてはいけない」と思い、拾いに行った。手にとったところ「爆発物」と書かれていたため、警察に通報したという。

 不審物が見つかった影響で、周辺は一時立ち入りが規制され、住民は避難を余儀なくされた。通報した女性は「本物が入っていたら大変なことだった。ふざけていて、腹が立つ」と話した。

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