自転車の後輪に足が巻き込まれた子どものマネキン=5月、東京都港区の国民生活センター

 自転車後部に子どもを乗せて走行している際、後輪に足が巻き込まれるなどの事故が相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。特に、子どもが後部で体をはみ出して電柱などにぶつかるケースでは、半数ほどが骨折などの重篤なけがにつながるなど危険性が高いことが明らかになったという。  センターによると、後部に子どもを乗せていた際の事故報告は2019年4月からの5年間で207件。一番多いのは子どもが後輪に足を巻き込まれるケースで約4割。転倒が約3割、体のはみ出しが約2割と続いた。  はみ出し事故で何と接触したか調べたところ、電柱や標識の支柱、ガードレールなどが多かった。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。