JR東海が開いたリニア中央新幹線のトンネル工事に関する住民説明会=4日午後、長野県大鹿村

 JR東海は4日、長野県大鹿村で進めているリニア中央新幹線のトンネル工事の完了時期などに関する住民説明会を同村で開いた。JR側は2026年9~11月に終わるとしていた工期について、最大4年ほど遅れるとの見通しを示した。  村内には、南アルプストンネル長野工区(8・4キロ)と伊那山地トンネル青木川工区(3・6キロ)が新設される。JR側はこれまで26年11月としていた長野工区の完了時期を30年夏ごろに、26年9月としていた青木川工区は29年夏ごろの完了になると明らかにした。  工事の進み具合については、長野工区が全体の約4割、青木川工区が約3割と明らかにした。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。