災害対策本部会議で質問に応じる馳浩知事(3日、金沢市)

石川県は3日、同日早朝に能登半島で発生した地震を受け石川県庁で災害対策本部会議を開いた。会議では馳浩知事が各市町から現状の報告を受けたほか、今後の災害対策に関し指示を与えた。

強い揺れを観測した輪島市では一部家屋の倒壊が進んだほか、珠洲市や能登町では水道管からの漏水などの被害がみられた。津幡町で1名が足の骨を折る重傷を負うなど人的被害も報告されている。

気象庁によると、今後1週間ほど最大震度5強程度の地震に注意が必要という。馳知事は「家屋の更なる被害や地盤の崩落に警戒するとともに、被害の調査や住民の支援を引き続き進めてほしい」と呼びかけた。

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