気象庁は2日、長野、岐阜両県にまたがる焼岳で、山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増加しているとして、今後の火山活動に注意するよう呼びかけた。山頂付近で突発的に火山ガスが噴出するなどの可能性がある。噴火警戒レベルは活火山であることに留意の1を維持している。

気象庁によると、火山性地震は5月23日から6月1日の10日間で計64回、2日も午後3時までに15回あった。地殻変動の観測では、山頂付近で緩やかな膨張を示す変化を確認した。〔共同〕

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