昨年7月、厳しい暑さの中、京都市内を日傘を差して歩く人たち
環境省と気象庁は16日、熱中症のリスクが高まった際に注意を呼びかける「熱中症警戒アラート」を、本年度は今月24日から10月23日まで運用すると発表した。新たに導入し、重大な健康被害が生じる危険な暑さの際に発表する「熱中症特別警戒アラート」も同時に運用開始となる。 警戒アラートは、全国を58に分けた地域ごとに出す。気温と湿度などから算出する指標「暑さ指数」が、その地域内のいずれかの地点で33以上と予想した場合、前日午後5時ごろか、当日午前5時ごろに発表する。 特別アラートは、熱中症による死者が近年ほぼ毎年千人超となっているのを踏まえた予防策の一つとして新設することになった。
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