台風1号(イーウィニャ)は日本の南の海上を北北東へ進んでいる。気象庁によると、31日午前に伊豆諸島に最接近し、東日本の太平洋側にも警報級の大雨をもたらす恐れがある。同日昼過ぎには温帯低気圧に変わる見込み。

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 気象庁によると、30日午後3時時点で、台風1号は中心気圧が998ヘクトパスカル、最大風速は20メートル。勢力は弱まり、予想よりも早く温帯低気圧に変わる可能性もある。ただその場合も、日本列島との間にある前線へ暖かく湿った空気が流れ込むため、関東地方南部などでは31日午前中は雷を伴った大雨となる恐れがある。通勤時間帯の交通の乱れに注意が必要そうだ。

 一方、南シナ海にある熱帯低気圧は31日までに今季二つ目の台風に発達する見込み。中国大陸側に進む見通しで、日本列島への直接的な影響はなさそうだという。(大山稜)

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