警視庁

 東京都品川区戸越2丁目の2階建て住宅で、住人の母子4人が死亡しているのが見つかった事件で、母親と火災の煙を吸って搬送された40代の父親の離婚が事件3日前の20日に成立していたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。父親の首にあった刃物による傷が浅く、自身で切り付けた疑いがあることも判明した。  父親は入院しており、警視庁捜査1課は、回復を待って事情を聴き、事件との関連を調べる。  死亡したのは高波冬美さん(37)と小学1年の長女後藤鈴さん(6)、いずれも保育園児の次女玲ちゃん(3)と長男信ちゃん(2)。住宅は4人と父親の5人暮らしだった。  5人は1階和室で倒れていた。


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