第11管区海上保安本部によりますと、尖閣諸島の大正島の沖合で、中国海警局の船3隻が日本の漁船3隻の動きに合わせるように、24日午後4時前から相次いで日本の領海に侵入しました。

午後4時40分の時点で、日本の漁船3隻が大正島の南南西およそ15キロの領海内を航行していて、中国海警局の船のうち、1隻は大正島の南西およそ22キロ、残りの2隻は、大正島の南南西およそ13キロから19キロの領海内を航行しているということです。

海上保安本部は、中国海警局の船が日本の漁船に近づかないように、巡視船を漁船の周囲に配備し安全を確保するとともに、中国海警局の船に直ちに領海から出るよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは5月19日以来で、ことしに入って16件目です。

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