田んぼ跡地の水たまりで捕獲された特定外来生物の肉食魚「アリゲーターガー」=21日午後、富山市今市(魚津水族館提供)

 富山県と魚津水族館(同県魚津市)は21日、富山市今市の田んぼ跡地の水たまりで特定外来生物の肉食魚「アリゲーターガー」を捕獲した。発見場所につながる水路などがなかったことから、県はペットとして飼われていた個体が放されたとみている。

 魚津水族館によると、捕獲されたのは全長84センチ、体重2.9キロの個体で性別は調査中。18日に県警に通報があった。

 アリゲーターガーは北中米が原産で、体長約3メートルになることもある世界最大級の肉食淡水魚。生態系に影響を与える危険性があるとして、2018年4月に特定外来生物に指定された。

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