障害者を招き開かれた、中部地方の鉄道20社の駅員を対象とした研修=15日午後、名古屋市の名鉄大江駅

 民間事業者の障害者への対応が義務化された改正障害者差別解消法が4月に施行されたことを受け、中部地方の鉄道20社の駅員を対象とした研修が15日、名古屋市の名鉄大江駅で開かれた。約40人が参加し、盲導犬などの補助犬利用者に実際に付き添い、電車に乗り込むまでにどういった支援が必要かを学んだ。  研修では、盲導犬、介助犬、聴導犬をそれぞれ利用する3人を招き、意見交換。その後、3人とともに同駅の改札とホームを使って、電車に乗り込むまでに必要なサポートを確認した。利用者からは、それぞれ障害の程度が違うため、「どのような手伝いが必要ですか」との一声がありがたいといった助言があった。


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