OSA=「政府安全保障能力強化支援」は同志国の軍隊に防衛装備品などを供与する枠組みで、今年度は50億円の予算が計上され、フィリピンやインドネシアなど4か国に沿岸監視レーダーなどを供与する方針です。
OSAの予算について、政府は、海洋進出の動きを強める中国などを念頭に拡充する必要があるとして、来年度予算案では今年度より30億円多い80億円を計上する方針を固めました。
そして、今年度までに供与の対象となった4か国に、新たにシーレーンの要衝に位置する太平洋の島しょ国のパプアニューギニアを加える方向で調整に入りました。
政府はさらに数か国を対象にすることを検討していて、OSAを通じて安全保障分野での協力を強化していきたい考えです。
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