この催しは四国の魅力を中国の人たちに知ってもらい観光客の増加につなげようと北京にある日本大使館が開き、21日は抽せんで選ばれたおよそ100人が参加しました。

催しでは、愛媛県松山市の道後温泉や香川県の小豆島など各県の観光名所のほか、「四国遍路」の文化などが紹介されました。

また会場には、香川県の讃岐うどん、徳島県の鳴門金時、高知県のゆずゼリー、愛媛県のみかんのちらしずしが用意され、訪れた人たちが舌鼓を打っていました。

参加した人たちは「うどんの食感がよくてとてもおいしいです」とか「四国に行ってみたくなりました」などと話していました。

このほか徳島県の「阿波踊り」を体験する時間も設けられ、参加者はおはやしに合わせて左右の手を交互に前に出す独特の踊りを楽しみました。

日本政府観光局によりますと先月、日本を訪れた中国人旅行者は推計で54万人余りで、コロナ禍前の2019年11月と比べるとおよそ70%の水準にとどまっています。

四国ツーリズム創造機構の鎌田美知チームマネージャーは「まずは四国を知ってもらい、ぜひ遊びに来てほしい。帰ったら周りに伝えてもらい今度は別の友達にも来てほしい」と話していました。

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