発表によりますと、アメリカのIT大手、グーグルの親会社、アルファベット傘下の「ウェイモ」は、タクシー会社の「日本交通」、配車アプリ大手の「GO」と日本での自動運転タクシーの導入を目指して連携することになりました。

来年から都内の道路で日本交通の乗務員がウェイモの車両の運転を始める予定で、日本での自動運転に欠かせない道路環境や地図データなどの情報を収集していくとしています。

ウェイモはアメリカの一部の地域ですでに自動運転タクシーのサービスを展開していますが、アメリカ以外で試験走行を行うのは初めてだということです。

この分野の競争は激しく、アメリカの「テスラ」が2026年にもEVの自動運転タクシーの生産を開始する計画を明らかにした一方、開発コストの高さなどから自動車大手の「GM=ゼネラルモーターズ」が撤退を決定し、GMと提携していたホンダも2年後に都内で始める予定だった自動運転タクシーのサービス中止を余儀なくされています。

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