オーストラリアは、フリゲート艦の老朽化に伴って、新たに最大11隻を導入する計画で、共同開発の相手として、海上自衛隊の最新鋭の護衛艦「もがみ」型をベースにした開発を提案した日本と、ドイツを最終候補に絞り込みました。

これを受けて13日、防衛省で選定に向けた官民合同の委員会の初会合が開かれ、中谷防衛大臣は「『もがみ』型は、世界で最良の新時代の護衛艦だ。ベストな提案ができるよう、オールジャパンで取り組んでいく」と述べました。

委員会では、防衛省のほか外務省や経済産業省、それに「もがみ」型を建造した三菱重工業や、装備品を扱うNECなどがメンバーになっていて、今後、情報を共有しながら、連携してオーストラリア側に働きかけていくということです。

オーストラリア政府による選定は、来年後半以降に行われることになっています。

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