カナダの中央銀行にあたるカナダ銀行は11日、金融政策を決める会合を開き、政策金利をこれまでの3.75%から3.25%に引き下げることを明らかにしました。

利下げは2024年6月以降、5会合連続となります。

カナダ銀行は声明で「供給が過剰になっている経済や最近の指標は、予測よりも緩やかな成長になってきていることを示している」として利下げの理由を説明しています。

さらに、アメリカのトランプ次期大統領がカナダからのすべての輸入品に対して25%の関税を課す考えを明らかにしたことで景気の先行きに対する不透明感が高まっているとして、カナダ銀行としては大幅な利下げによって景気を下支えする姿勢を示した形です。

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