11日の発表によりますとパリオリンピック・パラリンピックで大会の準備から終了までに排出された温室効果ガスの量は、二酸化炭素に換算して159万トンで、リオデジャネイロなどでの過去の大会と比べて54%あまり少なくなり、当初の目標を達成したとしています。
組織委員会は競技会場の新規建設をほぼ行わず、会場の95%は既存の施設や仮設の会場を利用したほか、必要な電力のほぼすべてを再生可能エネルギーでまかなったとしています。
加えて組織委員会の呼びかけに応じて観客の9割近くと選手が電車などの公共交通機関を使って会場に足を運んだことも温室効果ガスの排出削減につながったということです。
大会後はゴミを削減するため、使われた備品を一般販売する取り組みも行われました。
組織委員会は「パリ大会は環境に責任ある大会のモデルを残した」としています。
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