中国の自動車メーカーなどでつくる「自動車工業協会」によりますと、先月の新車の販売台数は、輸出も含めて331万6000台と去年の同じ月と比べて11.7%増えました。

増加は2か月連続で、政府が推し進める自動車の買い替え促進策によってEVなどの「新エネルギー車」の販売が、去年の同じ月と比べて47.4%のプラスと好調だったことなどが主な要因です。

この結果、販売台数に占める新エネルギー車の割合は、45.6%となりました。

また、ガソリン車も含めた輸出台数は、去年の同じ月と比べて1.6%増えました。

ただ、欧米で中国製のEVへの関税を引き上げる動きが出ていることに加え、アメリカのトランプ次期大統領の就任以降、貿易摩擦が激化することへの懸念も出ていて、先行きには不透明感が広がっています。

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