2025年8月に横浜市で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)のロゴマークについて、外務省は公募で選んだ専門学校生、渡部菜都美さんにこのほど感謝状を贈った。横浜の海の青とアフリカの緑を合わせた碧色(へきしょく)を用い、アフリカ大陸の形と「9」をデザインした。
TICAD 9の公式シンボルとして使われるほか、アフリカの開発に寄与する事業にも使用できる。
ロゴマークの一般公募は初めて。渡部さんは学校法人岩崎学園が運営する横浜デジタルアーツ専門学校(横浜市港北区)の3年生で、「アフリカ大陸をデフォルメし、曲線と角のメリハリを付けた。きれいに見えるようにこだわった碧色に注目してほしい」と話した。
アフリカ開発会議はアフリカの開発をテーマとする国際会議で、1993年以降、日本政府が主導し、国連、国連開発計画、世界銀行、アフリカ連合委員会と共同開催している。2022年8月にチェニジアで第8回会議が開かれ、20人の首脳級を含むアフリカ48カ国が参加した。
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