選挙管理委員会の発表では、軍が夜間の当直などの5人から携帯電話を押収したほか、庁舎の出入りを制限し、3時間半近く庁舎を占拠したということです。

資料の持ち出しはこれまでのところ確認されていないとしています。

中央選挙管理委員会は「憲法と法律に根拠がない明白な違憲、違法行為で、強い遺憾の意を表明する」としています。

中央選挙管理委員会に軍が展開した理由について、韓国メディアは、「非常戒厳」の宣言をユン大統領に進言したとされるキム・ヨンヒョン(金龍顕)前国防相がことし4月の総選挙について「不正選挙疑惑を捜査するかどうか判断するためだ」と述べたと伝えていました。

野党の大勝に終わった4月の総選挙の結果について保守系のユーチューバーなどが「不正選挙」だったと一方的に主張していました。

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