レバノンでは、イスラエル軍とヒズボラとの戦闘をめぐり、11月27日に停戦が発効したあとも、イスラエル軍はヒズボラ側に停戦合意への違反行為があったと主張し空爆を繰り返してきました。

こうした中、ヒズボラは2日にイスラエルへの警告だとして、停戦後初めて国境周辺のイスラエルの軍事拠点にロケット弾を発射しました。

これに対しネタニヤフ首相は声明を出し、停戦の履行を続けるとする一方、「ヒズボラの砲撃は停戦に対する重大な違反であり、強硬に対応する」として報復を示唆しました。

その後、イスラエル軍はレバノン各地で空爆を行い、ヒズボラのロケット弾の発射台や軍事施設を破壊したと発表しました。

現地では、停戦合意がこのまま守られるのか懸念の声が強まっていて、緊迫した情勢が続いています。

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