バンコク近郊で29日に開幕する自動車ショーには日本や中国などから42の自動車メーカーが参加し、28日は報道陣に展示が公開されました。
会場では中国メーカーがピックアップトラックの新型モデルを相次いで発表しています。
このうち吉利自動車グループは、10月に発売したばかりのEV=電気自動車のピックアップトラックをアピールしたほか、長城自動車はハイブリッド車のタイプを発表しました。
中国メーカーの間では、アメリカのトランプ次期大統領が中国に追加関税を課す方針を示す中で、東南アジアの販売に力を入れる動きも広がっています。
長城自動車のタイ法人、マイケル・チョン マネージングディレクターは、「タイは戦略的市場として関心を寄せていて今後、数年間は、さらに投資を増やすつもりだ」と話しています。
一方、日本メーカーはいすゞ自動車が燃費性能を高めたディーゼルエンジンのピックアップトラックを発表するなど競争が激しくなっています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。