イタリア ローマ近郊のフィウッジで開かれているG7外相会合は、日程2日目となる日本時間の26日夕方から、ウクライナのシビハ外相も参加して、ウクライナ情勢をめぐって討議を行いました。
この中で、岩屋外務大臣は「石破政権のもとでも、『ウクライナとともにある』という日本の姿勢は変わらない」と述べ、引き続き、ウクライナへの強力な支援と、ロシアに対する厳しい制裁に取り組んでいく考えを伝えました。
また、11月にみずからもキーウを訪れたことに触れ、「力による一方的な現状変更は、どこであっても許してはならないとの思いを新たにした」と述べました。
そのうえで、ロシア軍が11月に、ウクライナ全土でエネルギー施設を標的にしたミサイルと無人機による大規模な攻撃を行ったことを踏まえ、越冬支援などの重要性を強調しました。
さらに、北朝鮮によるロシアへの兵士派遣や戦闘への参加に深い懸念を表明し、今後の対応で、G7の結束を呼びかけました。
そして、討議では、G7として改めて、ウクライナでの公正かつ永続的な平和の実現に向け、連携して取り組んでいくことで一致しました。
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