イスラエルと隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの間で戦闘が激化する中、防衛省は10月、自衛隊の輸送機2機を周辺国のヨルダンなどに派遣し、レバノンから国外退避を希望した日本人やフランス人など合わせて16人を輸送しました。
その後も2機はヨルダンなどでおよそ50日にわたって待機を続けてきましたが、防衛省は、日本国内に戻して待機させることを決め、2機は26日、現地を離れたということです。
防衛省は「レバノンなどを含む中東情勢を注視してきたが、現下の情勢を総合的に勘案し、本邦にて待機させることとした」としています。
イスラエルとヒズボラの間では停戦に向けた協議が続いています。
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