米国製の地対地ミサイル「ATACMS」(2022年5月、米軍が韓国の東海岸から日本海へ発射したミサイル)=共同

【ロンドン=共同】米ブルームバーグ通信は25日、英国がウクライナに英国製の長射程巡航ミサイル「ストームシャドー」数十発を数週間前に追加供与していたと報じた。英米が長射程兵器でのロシア領内攻撃を容認する前だったとしている。

ウクライナ軍は19日に米国製の地対地ミサイル「ATACMS」、20日にストームシャドーでロシア領内を攻撃したとされ、今後もストームシャドーでの攻撃を継続する可能性がある。

ブルームバーグによると、北朝鮮がロシアに兵を派遣したことから、英米が長射程兵器でのロシア領内攻撃を容認した。また、トランプ次期米政権下で停戦協議が始まることも見据え、ウクライナの戦力を増強し、立場を強める狙いもあったと分析している。

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