イスラエルの有力メディアハーレツは、25日、イスラエルとヒズボラとの間で行われている停戦協議について、「合意にかなり近づいている」とするイスラエル側の当局者の見方を伝えています。
今回の停戦案は、アメリカなどが働きかけているもので、60日間、戦闘を停止し、イスラエル軍とヒズボラの双方がレバノン南部から撤退することなどが盛り込まれていると伝えられています。
ロイター通信は、レバノン当局者の話としてアメリカのバイデン大統領がフランスのマクロン大統領とともに近く停戦合意について発表する見通しだと伝えています。
イスラエルメディアは、イスラエル政府が26日にも停戦の条件などについて話し合う閣議を開き、合意を承認するかの採決も行う見込みだとしています。
一方、政権に参加する極右政党の閣僚から「ヒズボラを壊滅させる歴史的なチャンスを失うことになる」と反対する声も上がっていて停戦が実現するかが焦点です。
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