イスラエル軍は、ヒズボラに対する軍事作戦だとして、レバノン南部への集中的な攻撃を続けていて、13日、首都ベイルート郊外でヒズボラの兵器貯蔵施設などを破壊したと発表しました。
一方、ヒズボラもロケット弾や無人機でイスラエルへの攻撃を続けていて、13日、イスラエル北部の軍の施設を攻撃したと主張するなど、双方の応酬が激しさを増しています。
13日には、レバノン南部の地上作戦でイスラエル軍の兵士6人が死亡しました。
レバノン情勢をめぐっては、アメリカが停戦の働きかけを強めていますが、イスラエルのカッツ国防相は、ヒズボラの武装解除などを達成するまで応じることはないとして強硬な立場を変えていません。
ロイター通信は、ヒズボラ側がイスラエルの要求を含めた提案を受け入れることはほぼ不可能だという複数の外交筋の見方を伝えていて、停戦の働きかけが功を奏するかどうかは不透明な状況です。
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