ロシアのプーチン大統領は9日、北朝鮮と6月に締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」の批准に関する法律に署名した。ロシア側の批准手続きを終え、条約は両国が批准書を交換した日に発効する。
条約の批准に関する法案をロシア上院は6日に承認していた。
同条約は相互の軍事支援を規定している。プーチン氏は6月に北朝鮮を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)総書記との首脳会談で同条約を締結した。
プーチン氏は4日、首都モスクワを訪問した北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相と会談した。包括的戦略パートナーシップ条約についても意見を交わしたとみられる。
ロシアは長期化するウクライナ侵略で北朝鮮から砲弾の提供や兵士の派遣を受けているとみられ、北朝鮮との関係を強めている。
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