アメリカ司法省によりますと、8日に訴追されたのはアフガニスタン国籍でイラン在住のファルハド・シャケリ容疑者(51)と、ニューヨーク在住の協力者2人で、イランに批判的なアメリカ人ジャーナリストの殺害などを企てた疑いが持たれています。

協力者の2人はイランの軍事精鋭部隊、革命防衛隊の指示を受けたシャケリ容疑者と連絡をとりあって監視や銃の用意などを進めていたとしてニューヨークで逮捕されました。

イランにいるシャケリ容疑者は、FBI=連邦捜査局による電話での聴取に応じ、アメリカ大統領選挙のさなかにトランプ氏の暗殺も計画していたことを明らかにしたということです。

イラン革命防衛隊から暗殺計画を提出するよう求められたものの、具体的に進まず、トランプ氏が大統領選挙で敗れて警備が手薄になることを想定して計画を選挙後に延期する予定だったということです。

トランプ氏の陣営はことし9月、イランが暗殺を企てているという現実的で具体的な脅威があると情報機関から報告を受けたと明らかにしていました。

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