7日のニューヨーク株式市場では、トランプ前大統領が掲げる減税策や規制緩和への期待感を背景に、前日に続き、IT大手や半導体関連などに買い注文が広がる展開となりました。
この結果、ハイテク関連銘柄が多いナスダックの株価指数と主要な500社の株価で算出する「S&P500」の株価指数は、いずれも2日連続で最高値を更新しました。
一方、ダウ平均株価は前日の大幅な値上がりを受けて利益を確定するための売り注文も出たことから、小幅に値下がりしました。
市場関係者は「アップルやマイクロソフトなどのIT大手や、半導体関連の銘柄に引き続き買い注文が集まった。FRBによる利下げは、市場の予想どおりの内容となったことで大きな取り引き材料にはならなかったが、好調な株価を下支えする要因にはなった」と話しています。
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