ガラント国防相はイスラエルとイスラム組織ハマスの間の停戦協議について、人質の解放を優先するためにイスラエル側も譲歩すべきだと主張するなど、強硬路線を貫くネタニヤフ首相との対立がたびたび報じられてきました。
ネタニヤフ首相は声明で解任の理由について「ここ数か月で、私とガラント国防相との信頼関係に亀裂が生じた」などとしています。
一方、ガラント国防相はSNSへの投稿で「イスラエルの安全保障はこれまでもこれからも私の人生をかけた使命だ」とする声明を出しています。
ネタニヤフ首相は後任の国防相にはカッツ外相をあてるとともに、ことし9月に野党から新たに連立政権に加わったサール氏を外相に任命するとしていて、連立政権の安定を図るねらいもあると見られます。
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