【ベルリン=共同】ドイツ検察は5日、右翼過激派テロ組織を結成、参加した疑いで東部ザクセン州やポーランドで8人を逮捕したと発表した。有力誌シュピーゲルは8人が「ネオナチ」だと指摘。いずれも20代の男で、右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の地方議員も含む。
検察によると、反ユダヤ主義を主張する組織は遅くとも2020年11月に結成され、15〜20人が所属。武力でザクセン州や他の東部の州政府や社会を支配下に置くため、戦闘訓練をしていた。
検察はドイツ国内やポーランド、オーストリアで家宅捜索を実施し、他の容疑者の行方を追っている。報道によると、容疑者には未成年者も含まれている。
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