公開されるのは、中国空軍の最新鋭のステルス戦闘機「殲35A」(せん)です。
中国軍によりますと、今月12日から南部の広東省珠海で始まる中国最大規模の航空ショーで初めて展示されるということです。
殲35Aは、「中型の多用途戦闘機」と位置づけられ、中国の国営テレビは今後、派生型が開発され、空母艦載機としても運用されるという専門家の見方を伝えています。
中国軍ではすでに、ステルス戦闘機「殲20」が運用されていて、国営テレビは「同時に2種類のステルス戦闘機を持つのはアメリカに続いて2番目だ」としています。
ことしは中国の建国75年の節目で航空ショーにはロシアの最新鋭ステルス戦闘機「スホイ57」も初めて参加します。
中国としては、協力関係を深めるロシアとともに両国の最新鋭戦闘機を披露することで、アメリカに対し、空軍力の強化を誇示するねらいもあるとみられます。
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