ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ロシア領内のウクライナとの国境に展開しているとされる北朝鮮の部隊についてSNSへの投稿で「アメリカもイギリスもドイツも見ているだけだ。誰もが北朝鮮の部隊がウクライナへの攻撃を開始するのを待っているだけだ」として、いらだちを示しました。
そして「北朝鮮の兵士がいるロシア領内の拠点はすべて把握している。長距離攻撃ができれば、予防的に攻撃できる。それはパートナーしだいだ。見ているだけでなく行動しなくてはならない」として、欧米に対してウクライナに供与した射程の長い兵器をロシア領内への攻撃に使うことを容認するよう改めて求めました。
一方、ロイター通信は、韓国のチョ・テヨル外相が訪問先のカナダでの会見で1日、ウクライナに軍事支援を行うか問われた際「すべての可能性を検討している」と述べたうえで「北の部隊の戦争への参加の度合いと北がロシアから受け取る見返りについて注視している」と述べたと伝えています。
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