ウクライナでは25日から26日にかけて、ロシア軍によるミサイルや無人機の攻撃で首都キーウと東部のドニプロで子ども2人を含む6人が死亡するなど市民の犠牲が相次いでいます。
ゼレンスキー大統領は27日、SNSに投稿し10月20日からの1週間で、ロシア軍から1100発以上の誘導爆弾や560機以上の無人機による攻撃があったと明らかにし、「ロシアはウクライナに対するテロ行為をやめない」と非難しました。
大統領はロシア軍の攻撃による被害の映像も投稿し、「ウクライナにはより多くの防空システムが必要だ」と支援を訴えています。
一方、ウクライナ国防省の情報総局は27日、ロシア国内の警察のやりとりを傍受したとする内容をSNSで公開しました。
このなかで北朝鮮の兵士を乗せたトラックがウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部クルスク州に向けて移動していることを示唆しました。
ロシアに派遣されている北朝鮮軍をめぐっては、ゼレンスキー大統領がこれまで最初の部隊が早ければ27日から28日にも戦闘地域に展開されるとの見通しを示していて、戦闘が激化する懸念が強まっています。
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