ウクライナでは、ロシア軍がミサイルや無人機による攻撃を続けていて、地元当局などによりますと、25日から26日にかけては東部の都市ドニプロで、ミサイルで集合住宅が破壊され、子ども1人を含む5人が死亡し、20人以上がけがをしました。

また、首都キーウでは、無人機で高層の集合住宅が被害を受けて火災が発生し、14歳の女の子1人が死亡し、6人がけがをしました。

ゼレンスキー大統領は26日、ビデオ演説で一連の攻撃を非難したうえで「ウクライナを支援するというパートナーの強い決断がなければ、プーチンのテロへの投資を助長させるだけだ。具体的な措置が必要だ」と訴え、ロシア領内でより射程の長い兵器を使えるようにすることなど軍事支援の強化に踏み切るよう欧米各国に迫りました。

また、早ければ27日から28日にも戦闘地域に展開するとの見通しを示した北朝鮮の兵士について、「数日後にはウクライナは北朝鮮軍と戦うことを余儀なくされるかもしれない」と指摘し、警戒感をあらわにしています。

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