テスラは23日、ことし7月から9月までの3か月間の決算を発表しました。

それによりますと、売り上げは前の年の同じ時期と比べて7.8%増加して251億8200万ドル、日本円でおよそ3兆8400億円となりました。

最終的な利益は前の年の同じ時期と比べて16.9%増加して21億6700万ドル、日本円でおよそ3300億円となり、3四半期ぶりに増益に転じました。

増収増益となった要因については、中国におけるEVの販売が増加したほか、発電や蓄電といったエネルギー関連の事業による収入が大幅に増えたためだとしています。

また、本業のもうけを示す営業利益は、車両生産にかかるコストを削減したことから、前の年の同じ時期と比べて54%増加しました。

イーロン・マスクCEOは決算説明会で、低価格EVを含む新たなモデルを来年前半に発売する計画を改めて示し、来年のEVの販売は20%から30%増加するとの見通しを示しました。

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