岩屋毅外相は21日、イランのアラグチ外相と就任後初めて電話で協議した。中東地域でのエスカレーションを避けるよう自制を求めた。「イランのイスラエルへの攻撃を含む現在の中東情勢の緊張の高まりを深刻に懸念している」と伝えた。

アラグチ氏は自国の立場を説明したうえで、情勢が緊迫した際の在留邦人の保護に協力すると話した。中東地域と国際社会の平和と安定のために外相レベルなど重層的な対話を続けることで一致した。

イランの核問題についても意見交換した。岩屋氏はイランによる国際原子力機関(IAEA)との一層の協力が不可欠だと強調した。

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