セイノーホールディングスは21日、タイ財閥のサハ・グループと連携し、バンコク近郊に物流倉庫を開設したと発表した。現地に進出する日系企業に提供する物流網を強化し、複数荷主の荷物の混載、国をまたいだ輸送の拠点としても活用する。
サハ・グループと共同出資した合弁会社「セイノーサハロジスティクス」(チョンブリ県)がこのほど倉庫を稼働した。バンコクから北に50キロの立地で、倉庫面積は約3万平方メートル。バンコク、アユタヤなどへの輸送の拠点とする。
セイノーサハ社は2015年に設立。日系企業向けを中心に輸送や貸倉庫を手掛けている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。