【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(10月14日の動き)
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ゼレンスキー大統領“越境攻撃で掌握の地域めぐり激しい攻防”
ことし8月以降、ウクライナ軍が行っているロシアのクルスク州への越境攻撃に関連し、ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、SNSで「ここ5日間にわたって、ロシア軍はわれわれの防衛線を突破しようとしている」と指摘しました。
そのうえで「われわれの部隊は強力に抵抗するとともに反撃を行っている」と述べ、ウクライナ軍が掌握した地域の奪還を目指すロシア軍との間で激しい攻防が続いていると明らかにしました。
越境攻撃をめぐっては13日、ウクライナのコスティン検事総長が、ロシア軍がクルスク州でウクライナ兵の捕虜9人を処刑した疑いがあるため捜査を開始したと発表しました。
これについて、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は「ロシア軍によるウクライナ兵の捕虜の処刑が増加していることが見てとれる。ロシア軍の司令官が処刑を大々的に容認したり、直接命令したりしている可能性が高い」と分析しています。
一方、ロシア国防省は14日、ウクライナ南部ザポリージャ州で集落1つを掌握したと発表し、東部ドネツク州以外でもロシア軍が攻勢を強めていることがうかがえます。
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