青木一彦官房副長官は15日の記者会見で、フィリピンでの政府開発援助(ODA)による鉄道改修事業を巡り、国際協力機構(JICA)職員が調達関連情報を漏洩したと明らかにした。「政府として重く受けとめ、再発防止策をしっかりと監督する」と述べた。

同国の「首都圏鉄道3号線」改修計画のうち、施工管理に関する業務で漏洩が起きた。青木氏は漏洩先については触れなかった。JICAは秘密保持義務や関連法令に関する職員研修を強化するといった再発防止策をとるという。

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