ASEAN=東南アジア諸国連合との首脳会議などに出席するためラオスを訪れている石破総理大臣は11日午後、オーストラリアのアルバニージー首相と対面では初めてとなる首脳会談を行いました。

この中で石破総理大臣は「両国の特別な戦略的パートナーシップは地域の平和と繁栄の要となる。自由で開かれたインド太平洋の実現に向けともに取り組みたい」と述べ、アルバニージー首相は「両国関係を経済連携のほか防衛面でも進展させたい」と応じました。

そして両首脳は、安全保障分野でともに抑止力を強化するとともにサイバーや経済安全保障でも連携することで一致しました。

また、核・ミサイル開発や拉致問題を含む北朝鮮への対応などでも協力することを申し合わせました。

さらにエネルギーや脱炭素化、それに両国が参加するTPP=環太平洋パートナーシップ協定など経済分野の協力も確認しました。

一方、石破総理大臣はタイのペートンタン首相と立ち話を行い、自動車産業を含めた産業協力を推進するとともに、安全保障分野での連携を強化していくことで一致しました。

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