北朝鮮は10日、朝鮮労働党の創立から79年となり、国営メディアは、指導部のメンバーたちが党の歴史を学ぶ施設を9日に訪れたほか、10日夜、首都ピョンヤンで花火を打ち上げ、祝賀行事を行うと伝えています。

また、10日付けの党の機関紙「労働新聞」は、1面に社説を掲載し、すべての国民がキム・ジョンウン総書記のもと固く団結していると強調しました。

一方、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は、9日、敵対勢力によって戦争の危機が日増しに高まっているなどとして、韓国とつながる北朝鮮側の道路と鉄道を完全に遮断し、防御用の構造物によって要塞化する工事を行うと発表しました。

韓国の専門家からは、北朝鮮が今後、韓国とアメリカからの脅威を強調し、南北の境界線での構造物の設置を段階的に拡大する可能性があるとの見方が出ています。

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