政府は7日、アジアの脱炭素をめざす国際枠組み「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」を推進する関係省庁会議を首相官邸で開いた。石破茂首相は今週中に開くAZEC首脳会議で今後10年間の行動計画について合意したい考えを示した。
首相は「今回は行動計画についてパートナー国と合意し、新たな協力のフェーズへ引き上げることをめざす」と述べた。アジアの脱炭素を促すルールをつくり、日本の関連技術を生かして電力や運輸などの分野で事業を生み出す好循環につなげる狙いだ。
首相は10〜11日にラオスを訪れ、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席する予定だ。合わせてAZEC首脳会議を開き、日本が議長国を務める。
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